英語を研究することの面白さを知ったのが、かれこれ20年ぐらい 前に卒業論文を書いた時でした。その時は、現代英語に見られる音声学的な音変化が、どのような規則の体系によって捉えられるのか、そういう文法規則
の間にはどのような原則が働いているのかということについて考えました。修士論文では古英語(Old English)に見られる音変化をとりあげ、生成音韻論という理論の見地から考察しました。音の文法と語の文法を調べていく分野(それぞれ音韻論、形態論といいます)が私の研究の出発点だと言えます。言語の実際のことばの使用をコンピュータを使って調べていく、コーパス言語学的のアプローチを取り入れた研究を行っています。
英語教育に関する研究で最近力を入れているのは、英語学習者が単語をどのように習得していくのかということです。特に、単語のアクセントを正しく予測し発音する能力はどのように習得されるのかと
いうことに興味を持っています。そのほか、コンピュータやコンピュータネットワークを利用した英語指導・学習環境の構築にも興味があり、授業にも応用しています。どんな些細なことでも、知らなかったことが見えてくる時ワクワクします。いつでも、いつまでも、the
sense of wonder(不思議さに驚く感性)を持ちたいものです。